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2021年10月18日

女性外来の料金を変更しました

「低用量ピル」は女性主体で行える避妊法で、海外では薬局で気軽に買うことができる薬ですが、日本では外来受診が必要で、値段もかなり高いです。

その結果、日本は先進国の中でも低用量ピルの利用率が非常に低く(日本2.9%、ノルウェー25.6%、英国26.1%、フランス33.1%、カナダ28.5%、米国13.7%)望まない妊娠が多い現状があります。

若い女性の皆さんにもっと気軽に低用量ピルを利用してほしいと考え
当院では女性外来(低用量ピル、アフターピル、月経周期変更)の価格を変更しました。

「アフターピル」は避妊に失敗したとき72時間以内に内服することで妊娠率を下げることができる薬です。
「月経周期変更」は受験や旅行など大切なイベントと月経が重ならないための治療です。

2021年9月より外来の診察料が
初診 3000円(学生2000円)
再診 500円
になります。

これに加えて、以下の薬剤費がかかります。

・低用量ピル(避妊目的)の薬代
初回:1か月1700円程度 2回目以降:3か月5000円程度
※月経困難症がある方は保険診療になります。

・緊急避妊(アフターピル)の薬代
プラノバール配合錠 4錠で1670円
ノボノルゲストレル錠 1錠6350円(より避妊効果が高い)

・月経周期変更の薬代
プラノバール配合錠10日分で薬2300円(内服日数により値段は変わります)

予約は不要です。診療所の開いている時間帯にお越しください。